コバス Z 4800

PCR検査用核酸増幅・検出装置

コバス z480は医療機器として製造販売しているリアルタイムPCR装置です。測定可能なラインナップとして、コバス・オンコロジー製品があります。
※コバス z480用アプリケーションソフトウェア(別売)を導入することにより、遺伝子発現解析や変異解析などの一般的なリアルタイムPCR 装置としても使用することが可能です。
(製造販売届出番号:13B1X00201000056)


主な製品特長

  • プレートペースでかつてない温度均一性
    • Therma baseテクノロジーに、熱抵抗の少ないシルバーブロックを組み合わせることで、最大ウェル間差0.4℃の究極の温度均一性を実現。
  • プレートペースでゆがみのない光学検出
    • 高輝度キセノンランプと独自の光学系、さらに最適なCCDカメラ焦点距離により、プレート全体での均質なデータ取得を可能に。
  • z480は4つのフィルタで4種類の蛍光色素を個別検出
    • プローブに使用する蛍光物質を変えることにより、同時にいくつもの変異を検出可能に。

PCR増幅領域に相補的なTaqManプローブは、その5'末端に消光物質(クエンチャー)、3'末端側の至適位置に蛍光色素(レポーター) で修飾されており(図1)、反応前は励起光をあててもクエンチャーが吸収して蛍光を発しません。このTaqManプローブは、PCR工程における プライマーのアニーリング時に相補的配列とハイブリダイゼーションします(図2)。 DNAポリメラーゼによる伸長反応において、TaqManプローブは障害物となるためDNAポリメラーゼがもつ5'→3'exonuclease活性により分解され(図3)、レポーターとクエンチャーとの至適位置が保たれなくなるため、反応後は励起光により蛍光を発するようになります(図4)。

PCRサイクルの進行に伴いTaqManプローブの分解は指数的に進み、その蛍光シグナルは闘値を越えて検出が可能となります。コバスシステムのオンコロジー項目ではゲノムDNAの一部をを内部コントロールとして検出し、増幅阻害の有無の確認や適正検体であったかなどの評価を行っています。

標準仕様

 
電源関係
電圧/電流(UPS) AC 200 V / 20 A
  周波数 50 / 60 Hz ±5%
  最大消費電力 1500 VA
コントロールユニット
最大消費電力
365 VA
インターフェース
  装置・PC LAN
寸法・重量
  寸法(W×D×Hmm) 574×588×497
  重量(Kg) 55
原理・性能
反応原理 リアルタイムPCR
搭載フィルター (同時測定) 4
同時最大測定数 96
処理能力 1.5時間~2.0時間

販売名:コバス4800システムコバス z 480 製造販売届出番号:13B1X00201000056
※当仕様は、改良のため予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。

関連試薬・消耗品一覧

体外診断薬

商品コード 製品名 包装 貯法
496630 コバス EGFR 変異検出キット 24テスト 2~8℃
496678 コバス BRAF V600 変異検出キット 24テスト 2~8℃

研究用試薬

商品コード 製品名 包装 貯法
497149 コバス PIK3CA 変異検出キット (研究用) 24テスト 2~8℃
496685 コバス KRAS 変異検出キット(研究用) 24テスト 2~8℃
497415 コバス EGFR 変異検出キット v2(研究用) 24テスト 2~8℃
496647 コバス DNA プレパレーションキット(FFPE) 24テスト 15~30℃
497422 コバス DNAサンプルプレパレーションキット(cfDNA) 24テスト 15~30℃

消耗品・その他

商品コード 製品名 包装 貯法
497132 コバス z 480用アプリケーションソフトウェア 一式 15~30℃
496135 コバス z 480用 ADプレート 50個 15~30℃
496654 コバス z 480用 シーリングフィルム 50枚 15~30℃

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社