コバス8800

PCR検査用自動測定装置

充実した遺伝子検査項目を測定可能なフルオートメーション化されたハイスループットシステムです。
日本語化されたソフトウェア&タッチスクリーンモニターで直観的に操作できるようにしました。


Performance




PCR増幅領域に相補的なTaqManプローブは、その5'末端に消光物質(クエンチャー)、3'末端側の至適位置に蛍光色素(レポーター) で修飾されており(図1)、反応前は励起光をあててもクエンチャーが吸収して蛍光を発しません。このTaqManプローブは、PCR過程における プライマーのアニーリング時に相補的配列とハイブリダイゼーションします(図2)。
DNAポリメラーゼによる伸長反応において、TaqManプローブは障害物となるためDNAポリメラーゼがもつ5'→3'exonuclease活性により分解され(図3)、レポーターとクエンチャーとの至適位置が保たれなくなるため、反応後は励起光により蛍光を発するようになります(図4)。

PCRサイクルの進行に伴いTaqManプローブの分解は指数的に進み、その蛍光シグナルは闘値を越えて検出が可能となります。TaqManシステムの定性試薬においては、内部標準物質(IC)も同時に測定され、チューブごとに増幅阻害の有無の確認を行っています。
蛍光シグナルが検出されるタイミングは試料中のターゲット核酸の量に依存します。 すなわち、ターゲット核酸の量が多い場合は早期のPCRサイクルで検出され、少ない場合はPCRサイクルの終盤で検出されます。 これを応用し、リアルタイムに蛍光シグナルを確認することでターゲット核酸の定量も可能となります(図5)。 なお、定量専用試薬においては、検査精度向上のために既知濃度の内部定量標準(QS)も同時に測定され、チューブごとに増幅阻害の確認と 増幅効率の補正を行っています(図6)。


標準仕様

 
電源関係
電圧/電流 三相 200V/20A
単相 200V/6.5A x 2
  周波数 50 / 60 Hz
  最大消費電力 10,500 VA
寸法・重量
  寸法(W×D×Hmm) 4,290(W) x 1,290(D) x 2,150(H)
  重量(Kg) 2,405
原理・性能
反応原理 ジェネリックキャプチャー方式 /
TaqMan PCR
搭載フィルター数 5
最大処理能力 960テスト / 8時間
1パッチ目結果リリース時間 3.5時間
同時測定可能項目 3

関連試薬・消耗品一覧

開発中

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社